自己分析のすすめ
漠然と「今の仕事はいやだなぁ・・・、転職しようかな~」と考えている皆さんにまず考えていただきたいことは、現状の課題の分析である、なぜ転職したいのか?、なぜ転職という手段を選択しようと考えたのか? しっかり分析をしてほしい 。
「いやなものはいやだから」という漠然とした理由では、目指す職場になにを求めているかが不明確なため、新職場でも問題が解決しないかもしれない。
また「いやだから・・・」という再度転職という。積み上げにない負のスパイラルに陥ってしまうであろう。
ここはしっかりと「なぜなぜ」を繰り返して、自問自答してほしい。真実の理由は「給料が安い」や「残業時間が長い」でもいい、それが狙う新職場の指標になるのだから。
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自己分析の実践
頭で考えるだけでは、考えが深まらないので、具体的に書き出してみることだ。
この作業はPCよりもペンで書き出したほうが効果があると思う。部屋を探せば、一冊くらいいらなくなったノートや手帳が転がっているはずだ。なければ安物でいいので入手しよう。
紙に書けば、見栄えは悪くても、自身の葛藤を振り返ることができる。PCだと自身の考えの変遷もわかりにくい。「紙に書くのはおっくうだ、漢字も忘れちゃった」という方も多いであろう。
管理人もそうだ、いざ紙にかくと漢字が思い出せないし、長い間ペンを動かすことが苦痛であったりする。しかし、実際に転職活動を行う際には交通費精算等で紙に自筆を記入することもあるし、筆記試験や作文を書かせる企業もある。その時は鉛筆やペンを使わなければいけない訳なので、次のステップへの布石と考え、前向きに捉えてほしい。
管理人の転職活動第二期では、「転職ノート」と記したノート準備し、自己分析を行った。 自己分析だけでなく、面接日程や手ごたえ、引っ越しの段取り記入まで活用し、新職場に赴任するまで活用した。
ここで一つ注意点がある転職活動はあくまで秘密裡に行うもの、決して職場に知られてはいけないのである。上記ノートの保管場所には注意してほしい。とくに会社の寮が住まいのかたは注意が必要である。
ちなみに管理人は場合は前職の送別会の3次会を拙宅で行った際に後輩に発見されて、恥ずかしい思いをしたことがある。すでにカミングアウトがされたあとであったから、事なきを得たが・・・・。
実際に書き出して、冷静に分析してみると。「なんだこんなことか・・・」と転職せずとも解決する場合多い。
それならそれでいいのである。その場合は無理に転職をする必要はない、分析による気づきが現職場の仕事環境を改善してくれるはずである。
ポイント
①転職したいと考えた真因を徹底分析
②分析は実際に紙に書き出して行うこと
③転職活動は秘密裏に行う、上記活動を同僚・上司に悟られないこと