年収ランキングは大きな関心ごと
年収ランキングはサラリーマンにとっては重要なファクターであり、とっても気になるもの。
この会社で生涯勤めて、どれくらいの生涯年収が貰えるのか、あるいか同級生のあいつはどれくらい貰えるのかなど、関心は尽きません。
そんな隣人のお財布事情が気になる心理も手伝って、年収ランキングなるものがネット上では多数公開されており、転職活動を進める方々や就活中の学生の企業選定の指針となっております。
管理人も自分の年収がどんな位置づけになるのか気になって、ちょくちょく見ておりますが、高年収と競うランキングが多い中、ワーストランキングなるものを見つけました。
ワーストランキングから得られるものは?
給料が高い企業に関心があるだけでなく、低い企業に関心があるかたもいらっしゃるのでしょうかね?あまりランクインされたくないランキングになります。
どうして、こんなランキングが存在するのかというと、記事中には以下のような記載がありました。
東洋経済オンラインが11月10日に配信した「最新版!『生涯給料トップ500社』ランキング」には多方面から大きな反響が寄せられた。あくまで推定値ながら1位は6億円超となり、高給企業に勤めていると生涯にわたって稼ぐおカネも大きくなることを示した。
一方で、今回はそれとは逆に「生涯給料が低い」会社のランキングを作成した。企業や読者の一部から「トップ500でランキングをすると、まるで500位が低いように見える」「給料の高い会社ばかりではなく、高くない会社の情報も知りたい」という指摘があり、それに応える意図もある。
「トップ500でランキングをすると、まるで500位が低いように見える」等との意見もあったため、このランキングを公表したとのことであるが、なんの参考にすればいいのでしょうか?
これから社会に出る若者や転職希望者に対するブラック企業ならぬ低年収企業の選別結果の提示、あるいは企業経営者への警鐘ですかね。
しかし実際に各企業の生涯年収が全企業のどのあたりに位置するのかを示そうと思えば、ワースト500位を示すのではなく、そもそもも集計に使用した企業数を表示するのが正しい情報の示したかではないかと、管理人は思います。
だって、このランキングを示したところで、2000社のうちのワースト500位なのか、2万社のうちのワースト500位なのかもわかりませんもの。それはトップ500位でも同様ですが・・・。
あるいはランキングで何位というよりも、偏差値で示すほうが、正しい情報なのかもしれませんね。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。