それぞれの転職理由 T君の場合

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実際に転職する人はどんな理由で転職し、どうなったのであろう。

今回は転職して管理人の元部下であったT君の事情を聞き込みをもとに紹介します。

企業名とかは直接出すわけにはいかないので、あくまで仮名です。また上司に相当する私に対しての情報なので、どこまで正しい情報なのかはわからないが、本人及び関係者からの情報をまとめました。

T君の経歴

学歴:旧帝国大学工学部修士課程卒業(1995)
1995年~一部上場化学メーカーの研究所で約8年間勤務
退職時の年収は約540万円
実勤務時間は8:30~18:30

2003年~:一部上場部品メーカーで約3年間勤務
転職時の年収は約650万円
実勤務時間は7:30~21:00
登録した転職サイト数:不明
実際に応募した企業数:不明
内定をとれた企業:不明

2006年~:1年間の療養を経て、親類の経営する飲食店に勤務

転職理由

化学メーカーに勤務していたが、比較的早い段階から系列の研究所に長期出向となっていた。出向から本体に戻るタイミングで転職活動を始めているため、環境の変化が転職のきっかけであると推定される。

なんでも研究所はソファで昼寝もできちゃうくらい緩かった職場だったらしい。厳しい環境を嫌ってであれば企業選びの段階で既に間違っているような気がしないでもない。

当時の状況を振り返る

私が所属していた部署は慢性的な人手不足で積極的に中途も採用を進めていた。専門スキルとニーズのマッチングから採用に至ったと推定される。

高学歴且つ私と同級生であることから、最初はちょっと扱いにくいかなと思っていましたが、実際には違った意味で扱いにくかった。

遅刻が多いうえに、年明けの勤務開始日を一日間違って出勤し、「皆さん遅いな・・・」と誰も居ないオフィスで自席にぽつねんと座り、ひたすら皆の出勤を待つようなオッチョコチョイ。勤務地周辺の交通状況とか見れば直ぐに気づくようなものなのだが・・・。

メンタル面が非常に弱く、後に以前から心療内科に通っていたことが判明。 ほどなく長期休養に入り、結局職場復帰に至らず退職。現在は親戚の経営する飲食店で働いている(らしい)

転職活動時に自由応募であったのか転職サイトに登録した上での活動であったは不明であるが、このずさんな結果から推測するに、活用はできていないと思われる。

転職したことのよるメリット

少なくともT君の場合は転職によるメリットは感じられない。

転職したことによるデメリット

デメリットしか見つけられない転職の悪例である。

前職場の詳細はわからないが、少なくとも検討転職先の選択が正しかったとは思えない。受入れ企業側ももっときちんと精査をするべきであろう。

このケースは転職は企業と働き手のマッチングが重要であること示した反面教師であると言える。

まとめ

転職は企業ニーズと働き手の希望のマッチングが重要、これに尽きる!!!

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