それぞれの転職理由 M君の場合

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実際に転職する人はどんな理由で転職し、どうなったのであろう。

今回は管理人の親友M君の事情を聞き込みをもとに紹介します。
企業名とかは直接出すわけにはいかないので、あくまで仮名です。

M君の経歴

学歴:旧帝国大学理学部修士課程卒業(1995)
前職:一部上場部品メーカーで約7年間勤務
退職時の年収は約540万円
実勤務時間は7:30~24:00
現職:一部上場家電メーカーに勤務、現在に至る
転職時の年収は約750万円(家賃補助含む)
実勤務時間は8:30~21:00
登録した転職サイト数:3社
実際に応募した企業数:3社
内定をとれた企業:2社

転職理由

第一の理由は仕事が忙しすぎたことだそうです。もともと外資系よう実力勝負の企業で働きたいと考えていたため、勤務時間が長いがさほど報酬はもらえない状況が我慢ならなかったこともあるとのこと。

さらに同職場の同期Y君が全く仕事していない様子とみると、頑張り続ける気持ちが萎えていったこともあるらしい。

管理人が転職話を打ち明けられた時は「そりゃそうだろうな・・・、納得できないだろうな」と思いました。

当時の状況を振り返る

就職後5年ほどで地元関西の彼女と結婚。勤務地に新居(賃貸マンション)を構えた。

非常に優秀で入社3年くらいで事業部長の出張に同伴するほど将来を嘱望されていたが、期待値が高いためか、仕事が忙しすぎた。毎日午前様で帰る毎日で奥さんが心配になり、万が一にために出勤時間、退勤時間を記録していたほどである。

これだけの激務でありながら、残業代は支払われたいなかったようで、いわゆるブラック企業状態になっていた。

加えて、実父の不幸もあり、自分と妻の実家がある関西勤務を実現できる企業を探していた。

転職したことのよるメリット

家賃補助を含めて、収入が増えたことが最大のメリットであったとのこと(なんと約4割増!!、後にM君は管理職に昇進し1000万円プレイヤーに仲間入りします)。

さらに両実家が近いこともあり、頻繁に帰省できるようになったことも良かった点として挙げている(実際に関西での新居を訪問したこともあるが、非常にきれいな3LDKのマンションであり、羨ましく感じました。これらの体験は管理人の転職活動のひとつのモチベーションとなりました。)

転職したことによるデメリット

もともと早くに家庭を持ったため、管理人のように同期と遊べなくなったことなどのデメリットは感じなかった。

しかし、ここ数年で家電メーカー自体が韓国勢に押され気味となったため、配置転換・転勤がありそうで不安だとのこと。

まとめ

後にM君は転勤で関西を離れることになった。グローバル企業のサラリーマンであれば止む無しの面もある。

しかし前職をずっと続けることは体力的にも精神的にも好ましくなかったことを考えれば、関西永住は叶わなかったとしても、転職によるメリットは大きかったであろう。

幸い関西では借家住まいであったため、転居による住宅の悩みは少ない。やはり優秀なのであろう、先見の明があったということだろうか。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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